自分で木部を塗装する人へ

外壁塗装や鉄部の塗装に対して、木部の塗装というのはまた異質です。なぜならその用途に対しての塗料が多様だからです!木部の塗料には、防虫、防腐、防カビがあり、更に木目を活かす塗料や、塗りつぶす塗料があります。木目を活かす代表的は塗料はキシラデコールです。キシラデコールはホームセンターでも買える塗料で、防虫、防腐の効果があります。

ウッドデッキや建具など木部全般に使える万能な塗料で、お勧めです。次にお勧めなのはオスモカラーという、植物油脂を使用し、人体にも有害性の少ない塗料です。ホームセンターでも買えますが、この塗料は割高です。オスモカラーは塗った部分を拭き取って色を浸透させるのですが、自然発火性のある塗料なので拭き取ったウエスを太陽の元に置いておくと発火し火事になってしまいます、そのため、水に着けて処分しなければなりません。

防カビに優れているので床や建具など室内の物に塗ると良いでしょう。色や塗りやすさ、臭いの少なさを考慮すると非常にお勧めです。棚などにワックス塗料(クリア塗料)を塗りたい場合はサンジングとウレタンフラットという材料がお勧めですが、臭いがかなりきついので気をつけましょう。外壁が木部の場合は防水性能も考慮すると木目を活かさず塗りつぶし塗装の方がお勧めです。

材料は一液ファイン木部用か水性ウッドプライマーを下塗りに、ファインウレタンを上塗りにすると良いです。塗り方は、まず塗料が剥がれているところや、木が尖ってしまっている部分を粗くない紙ヤスリを使い削ります。その次に下塗り材を塗り、また浮いてくるようなら、また紙ヤスリで削ります。その上から上塗り材を塗ります。

それで完成です。木部の塗装は材料がたくさんあるのでチャレンジ精神をそそられますが、ある程度使い慣れた塗料を使うようにしましょう。

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